えー。とんぼ玉ってのは、穴のあいたガラス玉の総称らしいです。

時々言われるんです。
「ええっ!自宅で作ってるんですか?!」って。
最近はいい道具が安く手に入るから、結構手軽に出来るんですよ。
うちは「謎の町工場」ではありません。ふつーの建売マンションの一室です^_^;

では「白地に青ツンツン玉」、作ります。

 

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ステンレスの棒に離型剤を付けます。そのステンレス棒を乾かしながらガラス棒を温めます。ガラスは急に火に入れると勢い良く割れ るので、床や指を焦がしたくなかったら遠くの方からゆっくり入れましょう。うちの床は焦げ跡だらけです^_^;
温まってきたらガラス棒をよ〜く溶かします。溶けると表面張力で丸くなります。これから作る玉の体積分(ってのが良く解らんのですが)、溶かしましょう。

2.

離型剤付きステンレス棒に巻きつけます。簡単そうに見えますが、この巻取りで玉の形の良し悪しがほぼ決まっちゃうそうです。ま、後である程度は修正できるから深く考えずに巻きます。

 

3.

ぐるぐるぐるぐるぐる。

 

4

コテの上で転がして形を整えます。本当は巻取りが上手に出来ていれば、あまり苦労しなくていいはずなんですが・・・

5

諦めが付いたら(笑)、「ツンツン」に取り掛かります。先に作っておいた青の細いガラス棒をちょっぴり溶かして、ちょんちょんと置いていきます。 この時本体の玉は、気持冷ましてから。でないとツンツンを付けた時に細い棒ガラスが上手く離れてくれず、玉自体がびろ〜んと伸びて変形してしまいます。

6

ちょっと炙って、そのままだと出っ張り過ぎなので軽くコテで押さえます。

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青ガラスの上に不透明の白を乗せます。同心円を描くように、ちゃんと真ん中に乗せましょう。(って頭の中では思ってるんですけどねぇ)

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今度は水色。円筒ではなく円錐にしたいので、段ごとに乗せるガラスの量を少なくしていきます。

9

一度全体を炙って「ひずみ」をとったら徐冷します。急に冷ますと割れちゃうからね。ゆっくり冷めるように灰の様なもの(うちのは佐竹の徐冷剤。モノは・・・何なんでしょ?)に入れて放置しておきます。気になっても出しちゃダメ。指を突っ込んでつついてもダメ。

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小さい玉なので、1時間くらいでOKかな。ステンレス棒から抜いて、水洗いしたら、完成〜

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